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終活を意識した片づけ5つのルール 50代から始めれば定年後も快適

生前にやるべきことはこれだけある

生前にやるべきことはこれだけある

 下記5つのルールを守れば、老前整理はしやすいという。いずれも無理をしたり、途中で挫折したり、後で後悔したりしないためのルールだ。気負わずにできるところから始めてみよう。

【終活を意識した片づけ5つのルール】

一、一度に片づけようとするべからず

 老前整理は、これからの人生を考えて進めなければならないため、かなりのエネルギーを要する。一気にやろうとすると疲れて挫折する可能性が大きい。気負わずに始め、毎日の習慣になるよう、少しずつ続けるのが理想的だ。

二、完璧を目指すべからず

 最初からルールを決めて完璧を目指そうとすると、なかなか着手できなかったり、いざ始めても思うように進まなかったりする。好きな音楽を聴きながら整理するなど、ゆるく続けよう。いつの間にか家の中がすっきりしていたという具合に、ほどほどに行うのがベスト。

三、家族のモノを勝手に片づけるべからず

 夫婦といえども人のモノを勝手に処分するのはトラブルのもと。例えば夫の趣味のコレクション。妻には価値のないモノに見えるだろうが、夫にとっては宝物だ。独立した子供のモノについても本人の許可を得て処分すべし。

四、片づける前に収納用具を買うべからず

 収納スペースを増やすと、それに合わせてモノも増えてしまう。あくまで、いまある収納に収まる量を目指そう。

五、「使える」と「使う」は違うと、肝に銘じよ

「いつか使うかもしれないから捨てられない」というのは、片づけにありがちな悩みだ。身の回りにあるものを眺めてみて、「使える」「使えない」で判断したら、ほとんどのモノは「使える」だろう。問題は、実際に「使う」かどうか。過去何年も使っていないものは迷わず処分を。

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