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【ドル円週間見通し】ドル高は続くのか、10日のFRB議長講演も材料に

・2月8日-12日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)12月JOLT求人件数 9日(火)日本時間10日午前0時発表予定
・予想は645万件
 昨年7月の669.7万件が直近における最多件数。12月時点ではウイルス感染の再拡大によって、経済活動はやや抑制されていたことから、11月実績の652.7万件を多少下回る可能性がある。

○(中)1月消費者物価指数 10日(水)午前10時30分発表予定
・予想は、前年比-0.2%
 中国経済の持続的な成長を考慮すると、インフレ率は横ばいか、小幅に上昇する可能性があるが、1月については生鮮野菜など食品価格がやや低下する可能性があることや、日用品やサービスの物価上昇圧力は引き続き弱いことから、物価上昇率はマイナスとなる可能性がある。

○(欧)ユーロ圏12月鉱工業生産 12日(金)午後7時発表予定
・予想は、前月比0.0%
 参考となる11月実績は前月比プラスだが、12月については、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響が強まり、ドイツ、フランスなどで製造業などの生産水準はやや低下していることから、前月比横ばいか、若干マイナスとなる可能性がある。

○(米)2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報 12日(金)日本時間13日午前0時発表予定
・予想は、80.5
 1月実績は79.0と低調な水準にとどまったが、雇用情勢がやや改善していること、ウイルス感染はやや減少していることなどから、消費者信頼感はやや改善する可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・8日(月):(日)12月経常収支
・9日(火):(独)12月経常収支、(独)12月貿易収支
・10日(水):(日)1月国内企業物価指数、(中)1月生産者物価指数
・12日(金):(英)10-12月期国内総生産、(英)12月鉱工業生産

【予想レンジ】
・104円00銭-107円00

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