ライフ
2021年3月19日 19:00
理想の相手を求めて登録する結婚相談所。条件によっては、なかなかいい相手に出会えないというケースも少なくないだろう。しかし、専門家に言わせてみれば、条件云々ではなく、“絶対に相手が見つからないタイプ”という人もいるという。実際に、結婚プランナーが遭遇した“ダメなお客”のエピソードを紹介する。
私の運営する結婚相談所は、医師や弁護士など高収入の男性しか入会できません。その分、女性たちも「絶対に玉の輿に乗る」と、固い意志を持って入会されます。
そんな中、彼女は異質でした。豊満な胸を見られたくないのか、ダブついた服に化粧っけのない顔、白髪交じりのひっつめ髪に黒ぶち眼鏡。40才にもかかわらず、50代に見られてもおかしくない風貌でした。しかも、
「私なんて無理だと思いますが、最後のチャンスだと思って……」
などと、自信がない様子。そこで、
「まずはその服装から変えましょうよ。それじゃあ、せっかくの魅力が伝わらないわ。男性だったら、その大きな胸に魅力を感じるはずよ」
と提案。すると、
「そんな、気持ち悪い! 私は結婚にそんな関係を望んでいません。経済的に安定すれば充分なので」
と、拒否。体には触れさせないけど金だけ出させるなんて、相手に対して失礼。夫に養ってもらいたいなら、あなたも好かれる努力をしないと……と説得をし、女子アナウンサーのような上品なスタイルに変身してもらうことに。さらにコンタクトレンズにして、白髪を染めたら、一気に垢抜け、男性からのアプローチも増えていきました。真剣に結婚を希望する男性も複数現れたので、
「そろそろお相手を絞ったらいかがかしら」
と言うと、
「ダメよ。まだほかにもいい人がいるかもしれないから、まだ決められないわ」
……この一言で、「この子は無理かな」と確信。40代にして初めて訪れたモテ期を享受したいのはわかります。でも、お見合いの神様にも後ろ髪はありません。決断を迷っているうちに、本命の彼は、ほかの女性を選んでしまい、彼女は退会。でも、女としての自信はついたみたいだからよしとする?
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
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