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学校まで超近かった人たちの悲惨体験「同級生の溜まり場」「卒業後も先生に…」

学校の隣に家があれば、直前まで寝ていられるが…(イメージ)

学校の隣に家があれば、直前まで寝ていられるが…(イメージ)

 新学期がスタートして約1か月。目覚まし時計を止める時、毎朝のように「あと10分、いや5分で良いから寝かせて欲しい」と思っている学生・生徒たちも多いはずだ。誰もが一度ぐらいは「あー、ウチが学校の隣だったらラクなのに」と夢想したことがあるだろうだが、とはいえ実際にそうだった場合、面倒なことも多いようだ。学校近くに住んでいた人たちのトホホなエピソードを集めた。

 まずは、“いかにも”というエピソードから。大学時代、キャンパスの目の前のアパートに住んでいたNさん(40代/男性)は、大学に近すぎたことで彼女を失った。

「合格が決まるのが遅かったので、アパート探しで完全に出遅れ、学校に近い代わりに家賃が割高な物件以外は、とんでもなく遠いかとてつもなくボロい物件しか選択肢がありませんでした。そこで親に無理を言って、近くて高い方を選びましたが、これが大失敗。あっという間にクラスメイトの溜まり場になりました。冷蔵庫の中のモノを勝手に飲み食いされたり、深夜に突然『泊めてくれ』と押しかけられるのもしょっちゅうでした。

 ある日、彼女が来ているところへ、玄関のベルが鳴ったのです。無視しても悪友はしつこく、彼女が激怒。悪友にやめるように言っても、おもしろがって邪魔をしに来るようになり、それがきっかけとなって私はフラれてしまいました」(Nさん)

 悪友はいるもので、大学時代、「キャンパスから1分」という場所に住んでいたTさん(30代/男性)も図々しい友人に困らされた。

「大学でバンドサークルに入っていましたが、プライバシーは完全にゼロでした。先輩に『楽器を置かせてくれ』と言われれば断れず、部屋は半ば楽器置き場と化していて、物置で暮らしているようなものでしたし、常に誰かが出入りしていて、一人になれる時間はほとんどありません。学園祭が終わった後は、6畳しかない部屋に十数人が押しかけてきて、酒盛りしていたら、翌朝玄関に『出ていけ』という近隣住人からの張り紙がありました……。それ以来、酒盛りや騒ぐのだけは一切自粛するように、サークルの仲間内に通達を出しました」(Tさん)

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