中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

1位はもちろん呂布だけど…「三国志最強武将ランキング」トップ10を考える

蜀の武将が多すぎるか?

 私としては、頭は悪く、猪武者である張飛の方が関羽よりは強いのでは? と感じています。となれば、趙雲の扱いにについて考えたくなるのですが、趙雲はとにかく活躍期間が長い! 長坂の戦いでは、曹操軍100万人の中を孤軍奮闘し、劉備の息子・劉禅を救い出す活躍を見せる。年老いても姜維と一騎打ちで互角に戦う。

 黄忠については、やはり年老いても夏侯淵を倒したことが評価の対象になることでしょう。馬超もとにかく曹操をきりきり舞いの状態にした。相当な武力があったと思われます。馬超の評価については「張飛より少し弱いのでは……」といったところになるでしょう。

 部下的存在だったホウ徳が後に関羽と見事な戦いをした点も踏まえて、馬超もホウ徳もかなり武力としては上位に来るでしょう。

 魏の許チョと典韋については、正直どれだけ強かったのかは分かりません。雑兵を相手にした場合2人とも無類の強さを発揮しましたし、2人の一騎打ちも互角でした。しかし、作品内での明確な「強い」というエピソードが若干少ないのです。許チョは多少はありますので、典韋よりは上でしょう。そして許チョは馬超と一騎打ちで互角に闘った。こうしたことも加味して、最終的なランキングに移ります。

 なお、顔良と文醜については過大評価かな、という気もします。なにせ、関羽と夏侯惇は一騎打ちで引き分け的な終わり方をしたわけであり、顔良と文醜は敗れています。あくまでも各種三国志関連ストーリーで袁紹を巨大勢力に見せるべく顔良と文醜を強く見せる必要があったのではないでしょうか。

 呉については、孫策と太史慈の一騎打ちが名高いですし、甘寧が少数の兵を率いて城を奪ったことなどもあります。ただ、呉の武将については、あまり魏蜀との一騎打ちシーンが少ないんですよね。本当はすごかったかもしれないのですが、評価がしづらい。「南蛮」の兀突骨などは「なんか凄そう」みたいなイメージです。

 魏呉蜀の中で、「猛将」は蜀に偏る傾向がありますが、悩んでいても切りがないので、ここで三国志最強武将ランキングを作ってみます!

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