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【ドル円週間見通し】ドルは底堅い値動きか、米雇用関連指標に注目

○(米)6月ISM製造業景況指数 1日(木)午後11時発表予定
・予想は、61.0
 参考となる5月実績は61.2。18業種中、16業種が活動拡大を報告した。新規受注はやや上昇、生産、雇用、支払い価格は低下。6月については人材確保が困難な状態が続いていることから、雇用指数は伸び悩む見込み。ただし、全体の指数は5月実績に近い水準となる可能性がある。

○(米)6月雇用統計 7月2日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+69.0万人、失業率は5.7%
非農業部門雇用者数の5月実績は前月比+55.9万人。経済活動の拡大に伴い、飲食店、ヘルスケア、教育分野での雇用増が目立った。失業率は0.3ポイント低下して5.8%。6月については、供給制約や労働力不足の状態がすみやかに解消される可能性は低いとみられているが経済活動のさらなる拡大によって非農業部門雇用者数の増加幅は5月実績を上回る見込み。失業率については若干低下する可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・6月29日(火):(日)5月失業率、(独)6月消費者物価指数、(米)6月CB消費者信頼感指数
・6月30日(水):(日)5月鉱工業生産速報値、(英)1-3月期国内総生産改定値、(独)6月失業率、(欧)6月ユーロ圏消費者物価コア指数、(米)6月シカゴ購買部協会景気指数
・7月1日(木):(豪)5月貿易収支、5月ユーロ圏失業率
・7月2日(金):(欧)5月ユーロ圏生産者物価指数、(米)5月貿易収支

【予想レンジ】
・109円80銭-112円00銭

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