ライフ

中尾ミエ、70代で水泳や俳句など趣味を満喫「広く浅くでいいじゃない」

レース中の華麗な姿。「大会はオリンピックプールだから深くて足がつかないの、死ぬかと思った(笑い)」(中尾)

レース中の華麗な姿。「大会はオリンピックプールだから深くて足がつかないの、死ぬかと思った(笑い)」(中尾)

 いろいろなことを試していると、自分の意外な才能に気づくこともある。

「興味がないことでもやってみると、『私、こんな才能があったの?』と、新たな自分を発見することがあるんです。それもまた、うれしいのよ」

 現在は俳句で、例外的に5~6年続いている。

「体が動かなくなったときに楽しめる趣味にと習い始めました。運動と違って『これまで使っていなかった脳を使っているな』と感じます。やり始めたら奥深くて、月1回の句会は当分続きそうです」

 俳句は難しそうですね、とつぶやくと、間髪入れずに「それを言ったら何も始まらない!」と、ぴしゃり!

「最初からできないのは当たり前。わからないから習うんです。まずは一歩踏み出してみること。いまさら人に教わりたくないという人もいるけれど、人生って恥をかくのがいちばん勉強になるのよ」

 中学を卒業してすぐにデビューしたこともあり、人から習うことは“快感”だという。

「私、習うことには素直ですよ(笑い)。それに、続けていれば必ず成長するのがわかるから、自分に自信が持てる。私だって、空中ブランコなんかできると思わなかったもの。1つできると来年の自分が楽しみになってきて、年を取ることが不安じゃなくなるんです。一度経験したら、芋づる式に『次はこれをやってみよう』と思えるようになる。

 人生には限りがあるんだから、どんどんやりたいことをやればいいのよ。極めなくたって、広く浅くでいいじゃない、プロになるわけじゃないんだから!(笑い)」

コロナ禍で生まれた新しいコミュニティー

 コロナの感染拡大で水泳やジムでの運動ができない間は自宅近くの公園の遊具で自主トレを行っていた。

「ぶらさがり運動やストレッチを黙々とやっていたら、ある日、同じ公園でラジオ体操をやっているご近所さんたちが、『私たちもミエさんみたいになりたいので、ご一緒させてください』と、参加するようになったの。通称『ミエ道場』(笑い)。いまは10人くらいに増えました」

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。