投資

【ドル円週間見通し】今週も底堅い値動きか、FOMC議事要旨にも注目

○(日)5月経常収支 8日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、1兆8668億円の黒字
 参考となる4月実績は1兆3218億円の黒字。サービス収支は9000億円超の赤字を計上したが、輸出の持ち直しで貿易収支は黒字であること、第1次所得収支の黒字幅は2兆円を超えており、経常黒字額は1兆円を上回った。5月については、貿易・サービス収支は悪化するものの、第1次所得収支の黒字幅は2兆円規模となる可能性があるため、経常黒字額は1兆円を超える見込み。

○(中)6月消費者物価指数 9日(金)午前10時30分発表予定
・予想は、前年比+1.4%
 参考となる5月実績は前年比+1.3%。商品価格の上昇などによって5月の生産者物価指数は前年比+9.0%の高い伸びを記録したが、消費者への価格転嫁の動きが拡大していない。また、中国当局は商品価格の上昇を抑制する措置を打ち出しており、6月の消費者物価指数は1%前半台の上昇にとどまる可能性が高い。

○その他の主な経済指標の発表予定
・5日(月):(中)6月財新サービス業購買担当者景気指数
・6日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表、(独)7月ZEW景気期待指数
・7日(水):(独)5月鉱工業生産
・8日(木):(独)5月経常収支
・9日(金):(英)5月鉱工業生産、(英)5月商品貿易収支、(加)6月失業率

【予想レンジ】
・110円00銭-113円00銭

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