家計

慣れると便利なコンビニ「セルフレジ」 ただし購入できない商品に注意

セルフレジが買い物時のストレスを軽減させる?(時事通信フォト)

セルフレジが買い物時のストレスを軽減させる?(時事通信フォト)

 スーパーやコンビニでのレジ袋有料化が義務付けられてから1年。レジ袋にお金を払ったり、エコバッグを使ったりする生活も徐々に定着してきているが、それでもやはり煩わしさを感じているという人は少なくないかもしれない。そういった煩わしさを解消するものとして利用者が増えつつあるのが、セルフレジだ。コンビニ事情に詳しいライターの小浦大生氏は、こう話す。

「セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、コンビニ各社がセルフレジを導入しています。自分で商品のバーコードを読み取って、各種電子マネーなどで決済します。セブン-イレブンでは、現金も利用できます。

 セルフレジは使い方がわからないという人も多いかと思いますが、基本的に端末に表示される指示通りに、タッチパネルを操作すれば問題ないようにできています。ポイントカードの利用などもできます」(小浦氏)

「自分のペースで袋詰めできる」メリット

 昨年のレジ袋有料化以降、コンビニではセルフレジしか利用しなくなったというのは、都内に住む男性・野中さん(仮名、40代/自営業)はこう話す。

「セルフレジは自分で操作をしなくてはならないので、最初は面倒くさいという認識でした。でも、エコバッグを利用するようになってからは、自分のペースでスキャンも袋詰めもできるので、断然セルフレジのほうが快適です。

 有人レジの場合、後ろに待っているお客さんをプレッシャーに感じて、袋詰めをしている間の時間がストレス。でも、セルフレジはそれが一切ありません。割り箸やスイーツ用のスプーンなどもすぐ横に置いてあり、いちいち『どうしますか』『ください』といったやりとりがなく、自由に持っていけるのもいい。有人レジで会計をしてスプーンが入っていないと“店員さんが忘れた”という感じがして腹が立つこともありますが、セルフレジなら、スプーンを取り忘れても“自分が悪い”と納得できて、精神的にラクです」(野中さん)

 また、コロナ禍でマスクをつけた生活が続くなか、店員とのコミュニケーションを煩わしく感じる人もいるようだが、その点、セルフレジはコミュニケーションも必要ない。

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