中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

若者を怒鳴りつけた40代男性 自己嫌悪の末に気づいた「自分から謝る」大切さ

 私は過去に『謝罪大国ニッポン』(星海社新書)という本を書いたこともあり、謝罪のやり方についての連載を持ったこともあります。今回、謝罪まで30時間もかかってしまいましたが、謝罪はすぐにした方がいいと心から思った経験でした。当人同士でスパッと謝罪をすれば、お互いスッキリする。これが一番いい。今後、A氏とは釣りに行こう!といった話もしました。あらためて「謝ったら死ぬ病」ほど厄介なものはない、「謝ったほうが快適に生きていける」と感じ入った次第です。

【プロフィール】
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう):1973年生まれ。ネットニュース編集者、ライター。一橋大学卒業後、大手広告会社に入社。企業のPR業務などに携わり2001年に退社。その後は多くのニュースサイトにネットニュース編集者として関わり、2020年8月をもってセミリタイア。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など。最新刊は『恥ずかしい人たち』(新潮新書)。

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