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大画面・高画質にも落とし穴? テレビ選びに失敗した人たちの誤算

懐かしいブラウン管テレビの数々(Getty Images)

懐かしいブラウン管テレビの数々(Getty Images)

有機ELテレビだと引っ越しが大変

 高画質な有機ELテレビを購入したのに、後悔している人もいるようだ。IT業界で働く30代男性・Bさんを悩ませるのは、同じ画像を長時間表示していたことで、画面にその残像が消えなくなる「焼き付き」という現象だ。有機ELテレビを購入してから4年目に悲劇が起こった。

「確かに有機ELテレビは、音や映像は液晶テレビよりも綺麗です。特に映画は深みのある黒が美しい映像を堪能できます。ただ、ゲームプレイなどで長時間同じ画面表示をしてしまった私も悪いのですが、うっすらとその影が残ってしまいました……。どうしても気になるのでパネル交換も考えましたが、10万円以上するそうで、それなら新品を買った方がいいと思いました」

 液晶テレビに出戻りか、新たに有機ELテレビを購入するか──。決断に迫られたBさんだったが、液晶には戻れず、再び有機ELテレビを購入した。だが、この決断が裏目に出ることになった。

「在宅勤務が続いているので、少し広い家に引っ越そうと思い、引っ越し準備を始めると、有機ELテレビは厄介なことを知りました。画面が大きいうえに薄くて割れやすく壊れやすいので、運ぶのが大変なんだそうです。引っ越し業者にもよると思いますが、未対応か1万5000円くらいの別途料金がかかると言われることもしばしば。購入時の段ボールを保存してあれば通常通り運んでくれることもあるようですが、そんなの捨てちゃってますし……」(Bさん)

 今のところ、引っ越しを保留にし、有機ELテレビを使い続けているBさん。焼き付けのトラウマから、テレビを普通に視聴するだけでも気が気ではないそうだ。

「災害時やコロナ情報で、ニュース番組の画面回りに文字情報がL字型に固定表示されているのが怖い。長時間同じ画像を表示されると、残像が現れかねないとビクビクしています。その意味で、左上に表示される時刻表示や、ゲームプレイ時のアイコンやステータス表示も恐怖です。焼き付き対策は各メーカーが対策しているみたいですが、やっぱり過去のトラウマがあるので安心できません。個人的には、こんなに緊張しながらテレビを見るくらいなら、液晶テレビにしておけば良かったと思うことも……(苦笑)」(Bさん)

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