マネー

よい病院と医師の見分け方 患者の立場でのチェックポイント

賢い患者になる5か条

賢い患者になる5か条

 病気や治療について、知識をつけておくことも重要だ。医療ジャーナリストの増田美加さんは言う。

「”何もわかりません””お任せします”ではなく“自分はこう思うが先生のご意見は”などと具体的に尋ねましょう。医師も患者の希望がわかるので、それに沿った治療を進めてもらいやすい」

 岩澤さんも多くの取材経験から知識をつける大切さを痛感している。

「多くのがんサバイバーに取材しましたが、全員に共通していたのが、自分の病状について医師と同じくらい勉強し、知識を持っていたことでした。正しい情報を得るためには取捨選択が必要です。特にインターネットの情報は玉石混交。見極める目を持ってほしい。たとえばがん治療に関して信頼できるのは国立がん研究センターによる『がん情報サービス』、虫歯治療なら『日本歯科保存学会』のガイドラインなどがおすすめです」

 目の前の医師を名医にするかどうかは、あなた次第ともいえるのだ。

※女性セブン2021年12月9日号

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。