キャリア

コロナ禍の就活戦略、内定取れる人とそうでない人の差がつく3つのポイント

就活は団体戦。優秀な仲間との出会いが自分をレベルアップさせる

 3つ目のポイントは、仲間づくり。今まで述べたことを総合すると、大事なのは「一緒に戦っていく優秀な仲間を多く持つ」ことであるとわかる。就活は個人戦ではなく団体戦。就活コミュニティに所属することで、チームとしてリアルな情報を共有し合い、アウトプットの場としても切磋琢磨し合える。

「トプシューでは毎年『内定無双者』と呼ばれる、トップ企業から10社以上内定を獲得する強者が複数名現れます。彼らに勝因を聞くと必ずといっていいほど、優秀な仲間の存在を挙げます。大学や部活動の枠組みを超えて、インターンや選考を通じて出会った自分より優秀な仲間と密につながることで有用なSNSアカウント情報のシェアや良質な模擬面接機会の確保、更には優秀なOBの紹介などまで行える可能性があります。何より優秀な仲間と同じ目線で就活に取り組むことですべての行動が変わってきます」(サスケ氏)

 実際、『トップ就活 最強の教科書』に寄せられた先輩たちのリアルな声からも、仲間づくりの重要性が伝わってくる。「自分の大学の仲間たちは、早慶の学生と比べると就活に関する情報量や熱量が後れをとっていることに気づいた。危機感を覚え、行動を変えるきっかけになった。他大学の学生と情報交換できたことはプラスになった」(2018年アクセンチュア、リクルートなど内定)、「私の大学の卒業生名簿を見ても目当ての企業にOB・OGがいませんでした。他大学の友人に相談してOB・OGを紹介してもらい、さらにそこから輪を広げていきました」(2017年伊藤忠商事、ジョンソン・エンド・ジョンソン、楽天など内定)など、優秀な仲間との出会いが志望する企業の内定につながった例もあるようだ。
 こうして見ると、たとえ同じような学歴や成績であっても、人気企業から内定を得られる人とそうでない人の差がつく理由も見えてくる。多くの情報が氾濫する就活だが、上記3つのポイントを押さえ努力を継続すれば、内定に一歩近づくことができるのではないだろうか。

『トップ就活 最強の教科書 超人気企業・人事部出身者が教える240の内定法則』
著/ユースフル(トップ就活/転職チャンネル運営)
インターン準備/OB・OG訪問の心得/ES作成/ガクチカ・志望動機の深ぼり/面接対策(1次・2次・最終)/集団面接・GD攻略/最新オンライン面接など、就活で直面する場面ごとに、大切なコツを法則化し、分かりやすく解説。押さえておきたい法則は240。悩んだときサッと法則を探してポイントを見直せる、使いやすい構成。
購入者ダウンロード特典:実践で役立つ「トプシューの就活ワークシート」。

A5版・224ページ/発売中
発行元/小学館
定価1650円(税込)
https://topsyu.com/book

【著者プロフィール】
ユースフル/いい世の中を「創る人をつくる」をミッションとして、キャリア事業とスキル事業を推進する会社。伊藤忠商事出身おさ、三菱商事出身サスケを中心とした人気企業出身メンバーで運営。YouTubeチャンネル「トップ就活/転職チャンネル」は、多くの企業の現役社員や元社員、人事部出身者らの生の声を届けることで、就活生や転職希望者たちから熱い支持をうけ、「トプシュー」の名称で親しまれる。

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