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「そんなに安くない」「出荷してない」飯沼栗や宇治茶など、名産品に忍び寄る産地偽装

2022年3月24日 7:00 女性セブン

宇治茶などのブランド食材は産地偽装の標的となりやすい(時事通信フォト)
宇治茶などのブランド食材は産地偽装の標的となりやすい(時事通信フォト)

 最近発覚した「熊本県産あさり」の産地偽装をはじめ、うなぎ、わかめ、牛肉など、あらゆる食品で“産地偽装”が起きているという。食品に表示された産地表示はどこまで信じてよいのだろうか──。地元のスーパーには並ばないほど希少な名産品が、実はニセモノだという可能性もある。

 茨城県・茨城町の下飯沼地区で生産される「飯沼栗」は、特別な栽培法によって作られるブランド栗だ。一般的な栗は、1つのイガの中に3つの実が入っているが、飯沼栗は1つのイガに1つの実しか入っていない。丸く大きく、艶があるのが特徴だ。希少品のため、販売ルートも限定されている。

 しかし、下飯沼栗生産販売組合の田口一彦さんは怪しい光景を目にしたと明かす。

「県内の有名なデパートで飯沼栗が売られていたのですが、『そんなに安い値段では、とても販売できるはずがない』という価格帯で売られていたんです。しかし、売り場にはうちの組合の段ボールも置いてあった。追跡すべきか迷ったのですが、調査にかかる労力とコストは相当なもので、断念しました」

 組合のホームページでは、偽装品に対する警告や問い合わせの受けつけを行っている。

 宇治茶の産地・京都でも、不可思議な事件が起こった。茶農家を営む原田博さん(仮名・68才)が振り返る。

「その年の初市の当日、ある問屋が“宇治茶”を売りに出したそうです。まだJAが出荷していないのにおかしい、と調べたら、九州で採れたお茶を偽装して宇治茶として売っていたのです。南の方が茶葉の成長が早いですからね。これは脇の甘い問屋だったので発覚しましたが、似たようなことが行われていても、見つけるのは難しい。

 また、2004年に宇治茶の定義が変更され、京都産宇治茶を50%含んでいれば、他県の茶葉を混ぜても宇治茶ブランドで売っていいことになりました。奈良、滋賀、三重の3県に限定はされていますが、半分も別の産地の茶葉が入っているのに『宇治茶』というのはおかしな話です」

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