投資

馬渕磨理子氏が監修 2022年4月以降の注目イベント丸わかり「投資カレンダー」

2022年9月

2022年9月の投資カレンダー

2022年9月の投資カレンダー

【注目イベント】
・アジア競技大会(9月10~25日)
 4年ごとに開かれるアジア・オリンピック評議会が主催するアジア地域の国際総合競技大会。19回目となる今回から「eスポーツ」が正式競技になるため、関連するハイテク技術などが注目されている。

・FOMC(9月20~21日)
 6月に続いて注目度が高まるFRBの金融政策決定会合。

・日銀金融政策決定会合(9月21~22日)
 日銀の政策決定会合がFOMCの直後に開催されることで注目度が高まる可能性。

【ワンポイントアドバイス】
・海外の機関投資家が夏のバカンス・シーズンから戻る。そのため、「9月相場は、荒れる」傾向がある。

・「株は5月に売り9月に買え」──セル・イン・メイには9月に相場に戻ってくることも含まれている。大相場になり、年末の株高に繋がることも。

【注目テーマ】
・金利上昇などに伴って売り込まれた新興の成長株であるDX関連の見直しの循環に期待。要注目はSHIFT、フリー、マネーフォワード。

2022年10月

2022年10月の投資カレンダー

2022年10月の投資カレンダー

【注目イベント】
・TOPIXの見直し(10月7日)
 TOPIX(東証株価指数)には東証1部上場の全銘柄が組み入れられているが、今後は流通株式時価総額が100億円未満の銘柄はTOPIX組み入れ比率を段階的に引き下げ、最終的に除外される見込み。その対象となる「段階的ウエイト低減銘柄」が公表される予定。

・第2四半期(7~9月期)決算発表(下旬~11月中旬)
 年4回の四半期決算発表のうち、10月下旬から始まる第2四半期(2Q=7~9月期)決算は中間期のため、注目度が高まる。

【ワンポイントアドバイス】
・「10月効果」過去最悪の株価急落が起きたブラックマンデー(暗黒の月曜日)が1987年10月に発生したことから、10月は危険な月とも言われている。

・11月に控えた米中間選挙の話題に左右される相場展開になる可能性。

【注目テーマ】
半導体関連は売り買いの波があり、売られすぎたタイミングでは、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連の見直しに期待。

2022年11月

2022年11月の投資カレンダー

2022年11月の投資カレンダー

【注目イベント】
・米中間選挙(11月8日)
 米国では4年ごとの大統領選挙の中間年の「11月の第1月曜日を含む週の火曜日」に上下院議員選挙が行なわれる。連邦議会上院の議席の3分の1(34議席)、および下院の全議席(435議席)が改選される。民主党の劣勢によってバイデン大統領と議会の「ねじれ」による混乱も予想される。

・サッカーW杯(11月21日~12月18日)
 中東カタールで初となる冬季開催のワールドカップ。32か国の代表が出場。

【ワンポイントアドバイス】
・「ハロウィン戦略」──ハロウィンが過ぎた11月月初に購入し、翌年の4月末に売却する戦略(セル・イン・メイに繋がる)。

・中間決算では、上方修正や下方修正が発表されやすい時期。業績の良い企業は下半期に期待できる。

・米中間選挙を通過し、焦点は「企業決算」や「年末商戦」へと話題が移る。

【注目テーマ】
・12月の年末商戦を見込んだ「百貨店」や忘年会需要の「飲食店」などに期待。三越伊勢丹ホールディングスや高島屋などに注目。

注目TOPIC

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