家計

家計の緊急事態に備える「令和のへそくり運用術」 将来使うお金は積立投資に

これからのへそくりは増やす工夫も必要に(イメージ)

これからのへそくりは増やす工夫も必要に(イメージ)

 物価は上がるが、給料は上がらない──。先行き不透明な日本の経済に不安を抱く人は多いだろう。家計の緊急事態だからこそ、上手くやりくりしていかなければならない。

「結婚して上京した20代の頃、夫はミュージシャン、私はフリーアナウンサーという職業柄、収入は不安定で、月収が2桁下がることもありました」

 と言うのはファイナンシャルプランナーの山口京子さん。

「当時は、食パンは89円になったときにまとめて買う、お風呂は夫と一緒に入り追いだき分のガス代を節約。野菜は自分たちで作るなどして切り詰め、何とか乗り切りました」(山口さん・以下同)

 この苦労した経験と、2000年にファイナンシャルプランナーとなってからの経験が、いま役に立っているという。

「現在は当時のように家計はひっ迫していませんが、週イチで“冷蔵庫空っぽデー”を作り、ゴミを出さないように気を引き締めています」

 賞味期限が切れた食品を捨てる際には、必ずお金に換算する。300円のドレッシングが3分の1残ってしまったら、100円分無駄にしたと自分にわからせると愚かさが一目瞭然となり、節約の意識も高まるという。

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