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2022年6月13日 15:00 マネーポストWEB
人々の生活に大きな影響を与えたコロナ禍。飲食店の営業制限が解除され、コロナ前と同様に外食ができるようになったが、その一方で消費者を悩ませているのが値上げラッシュだ。原材料費や物流費が高騰、さらにウクライナ情勢や円安もあいまって、多くの飲食チェーンで値上げが続いている。昼食代をどう節約するか、頭を悩ませている人もいるのではないか。そうしたなかで、「会社に行く時は手作りの弁当を持参するようになった」という人たちが増えているようだ。
都内のIT企業に勤める30代の女性・八木さん(仮名)は、こう話す。
「私は一人暮らしなのですが、コロナ前まではほとんど自炊せず、ランチも毎回同僚と外に食べに行っていました。でも、コロナ禍で、基本的にリモートワークという生活になると、どうしても少しは自炊をせざるを得ない。いまは1週間に3日くらい出社していますが、コロナ禍の生活で、一人でご飯を食べるのに慣れたのと、料理をする習慣がついたので、出社するときはほぼ毎回、自作のお弁当を持っていっています。料理をするのは基本的に夜で、朝にそれをお弁当箱に詰めるだけ。毎日代わり映えしなくても、自分だけだから問題なし。手間もお金もかかっていません」(八木さん)
手作り弁当生活をするようになって、ランチにかけるお金が格段に減ったという。
「会社周辺の飲食店は、ランチでも普通に1000円かかったりします。でもお弁当なら、1食分の材料費は300円くらい。頑張れば200円以内におさめることもできます」(八木さん)
また、外食時は肉系のメニューが多かったが、手作り弁当では野菜中心のメニューになった。
「外食でランチをする場合、どうしても炭水化物やお肉が多くて、若干“食べ過ぎ”になることもあるんです。でもお弁当ならご飯の量も自分で調節できるし、食べたい分量しか入れない。節約という意味でも、ダイエットという意味でも、お弁当の良さを見直しました」(八木さん)
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
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