住まい・不動産

池畑慎之介さんが豪邸を売却 ダウンサイジングと同時に始めた“ご近所付き合い”

「整理するものもあれば新たに築くものもある」と池畑慎之介さんは言う(時事通信フォト)

「整理するものもあれば新たに築くものもある」と池畑慎之介さんは言う(時事通信フォト)

「大きすぎる資産」の処分が、生活を楽に、より豊かにしてくれることがある。タレントのピーターこと池畑慎之介さん(69)は、近年、身の回りの整理を続けていくなかで、海を望む自慢の豪邸を売却した。

「去年7月に佐島に家を建てたのですが、これが“終の棲家”になるかと思っています。これまで4軒の家を売却した。どこも思い出があったけど、立地が不便など問題点もあった。今回の家は大きくはないですが、老後の健康面も考えて車椅子でも生活できるようエレベーターを設置しました」

 池畑さんは家をダウンサイジングすると同時に新たに始めたこともある。

「これまでは“ご近所付き合い”なんてしてこなかったんですが、今回は住宅地なので周囲の方ともコミュニケーションを取っています。コロッケを多めに揚げたらお裾分けしたり。この前は近所のご家族と初めて『スシロー』に行きました(笑)。整理するものもあれば新たに築くものもあるなと感じています」(池畑さん)

 住まいは暮らしの基礎となる重要な要素だ。専門家からは自宅に関しても「やめたほうがいいことはある」という指摘が。住宅ジャーナリストの榊淳司氏が言う。

「元気なうちに自宅の全面バリアフリーリフォームを実施する方がいますが、お勧めしません。浴室だけでも最低100万円はかかるので、ムダを避けるには実際に必要になってから検討すればいい。また、定年退職を機に都市部からUターン・地方移住して環境を一気に変える人がいますが、これもリスクが大きい。

 東京の自宅を売ってUターン移住した知人は、地元に馴染めず困っていると聞きました。地方で購入した新築マンションは売れ残りもあり、買った値段では到底売れず、東京に戻りたくても戻れないのが実情だとか……」

 また、自宅の売却によって老後資金の確保を検討する人は多いが、これも「駅近の人気物件でなければ、想定した価格で売れず資金を減らすことになる」(榊氏)という。

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