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推し活の特典で溜まりがちなクリアファイル ファンはどう活用しているのか?

Aさんが『クリアファイル収納ホルダー』に保管しているクリアファイルの数々

Aさんが『クリアファイル収納ホルダー』に保管しているクリアファイルの数々

 アニメやアーティストの“推しグッズ”として人気のクリアファイル。それ自体が販売されているだけでなく、CD購入の特典や漫画雑誌の付録、コンビニなどでのキャンペーングッズとして配布されることも多い。なかには、「使うのはもったいない!」とクリアファイルとして使うことなくどんどん溜まっていき、家が「クリアファイルまみれ」になっている人もいるようだ。はたして、ファンは一体とうやって“活用”しているのだろうか。

 エンタメ事情に詳しいライターの大塚ナギサ氏は、グッズとしてのクリアファイルをめぐる現状について、こう話す。

「アーティストのCDなどの場合、店舗ごとに異なるデザインのクリアファイルが特典となることも多いですね。熱心なファンであれば、全種類のクリアファイルをもらうために、複数の店舗を回って、CDを何枚も購入するということは珍しくありません。また、コンビニであれば、対象となるお菓子を決められた数だけ購入すると、クリアファイルがプレゼントされるといったパターンが多い。以前はA4サイズの大きなクリアファイルが主流だったんですが、最近はその半分のサイズのA5クリアファイルが配布されることが増えています」

 クリアファイルは、基本的に書類などを入れて、まとめるためのものだ。しかし、昨今のペーパーレス化の流れもり、活躍の場が減っているのは事実だろう。そんななか、クリアファイルがよく“特典”とされることに、20代の女性・Aさんは戸惑いを隠せない。

「私は漫画やアニメ、男性アイドルが好きですが、どちらもそこまでディープなオタというわけではなく、作品を視聴したりイベントに行ったりはしても、積極的にグッズを集めるまではしないんです。でも、何かしら特典としてクリアファイルがついてくることがすごく多くて、扱いに困るというか……。クリアファイルって、割と大きさがあるし、紙でもないので、飾るのは難しいし、大体写真がプリントされていて、不透明だから実用にも向かない。ファンの皆さんは、どうしているのでしょうか?」(Aさん)

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