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我流でやるのはこんなに危険!「間違った糖質制限ダイエット」に医師の警鐘

糖質制限ダイエットには落とし穴も(イラスト/大窪史乃)

糖質制限ダイエットには落とし穴も(イラスト/大窪史乃)

 摂取する糖質量を管理する「糖質制限ダイエット」が人気だが、正しい方法で実践しないと、体に変調をきたすこともある。54才会社員女性の失敗談をもとに、何が問題だったのか専門家がアドバイスする。

やせてもさまざまな症状に襲われた

 身長160cm・75kgと太り気味だった私。何度もダイエットを繰り返してきたもののリバウンドをしてきたので、今度こそ絶対にやせたいと、話題のパーソナルジムに入会。週に2回の筋トレ、有酸素運動は毎日30分、そして1日50g以内という糖質制限を3か月続けたところ、10kgの減量に成功しました。そのジムを退会した後も、さらにやせようと、ジムで教わった糖質制限ダイエットの方法をまね、独自で1年間ダイエットを続けました。

 その結果、55kgまで減ったのですが、目標の50kgまであと5kgがどうしても減らない。毎日ブロッコリーと豆腐、チキンサラダばかりの苦しい日々。時に手がしびれたり、ボーッとすることもあったし、感情が不安定になることも増えました。肌だってカサカサになり、頭髪も薄くなっていました。

 こんなにがんばっているのに、どうしてやせないんだろう──。

 そこで前とは別のジムに入会することに。このジムでは、たんぱく質と脂質と糖質をバランスよく食べてダイエットをする方法が推奨されており、私も久しぶりに糖質を摂るようになりました。すると、のどがすぐに渇いたり疲れやすくなるなど、いつもとは違う症状が出るように。しかも、特に運動量を増やしていないのに、不自然にやせていったのです。

 不安に思い、病院で検査をしたところ、糖尿病だと診断されました。医師の話では、糖質制限ダイエットを始める前の段階で、すでに糖尿病だったのではないかと。検査を受けていなかったのでわからなかったんですね。それなのに、糖質制限をやめ、主食や菓子などをたくさん食べてしまった。それが今回の糖尿病発症の原因ではないかとのことでした。放置していれば、心筋梗塞や脳梗塞などで命を落とす危険性があったそうです。

 いまは少量の糖質を摂取しただけで血糖値が上がってしまうので、インスリン治療によって血糖コントロールをしています。我流ダイエットの危険性を身をもって体験しました。(54才・会社員女性)

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