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安倍昭恵さん「ゆくゆくは山口に」 自宅の名義問題で苦悩の末にたどり着いた第三の道

安倍昭恵さんの葛藤と将来への決意とは

安倍昭恵さんの葛藤と将来への決意とは

 安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件から1か月あまり。たったひとりで迎えた暑い夏、安倍氏の妻・昭恵さん(60才)が向かったのは、亡き夫が愛した故郷だった。

 8月1日に山口県長門市を訪問した彼女は、安倍家の墓に線香を供えて手を合わせ、深く頭を垂れた。憔悴しきった表情には悲壮感が漂ったが、一方で山口滞在中の8月3日に山口市で開かれた自民党県議の会合で、ある「決意」を述べていた。

「いま東京に高齢の義母が住んでいます。彼女の面倒を見る予定でおりますので、いますぐというわけにはいきませんが、ゆくゆくは山口に帰って住んでみたいという気持ちがあります」

 会合に出席した自民党関係者が振り返る。

「あまり長くない時間でしたが、消沈しながらも、自分の胸の内をポツリポツリと絞り出すように語っていました。高齢のお義母さまに万が一のことがあってはならないので、同居しなければいけないというニュアンスの発言ではなく、ただただ純粋に長年連れ添ったご主人のお義母さまの側にいたい、そして安倍さんの地元である山口に、いつかは帰りたいという正直な思いを話された印象です。

 もちろん、将来的に昭恵さんが山口に帰ってくることについて、こちらの人間は誰も反対はしませんよ」

補欠選挙への出馬の噂は本人が否定

 毎年8月は下関で関門海峡花火大会が開催され、安倍氏と昭恵さんはほぼ毎年、姿を見せていた。

 忙しい合間を縫って地元に戻り、夫婦で肩を並べて空高く舞い上がる花火を楽しむことが昭恵さんは何よりも好きだったという。

「花火大会が終わると、焼き肉店や焼き鳥店に行き、地元の人たちと和気あいあいと話していました。安倍さんも昭恵さんも本当に楽しそうで、写真撮影にも気軽に応じ、毎年子供のような笑顔を見せていたのが印象的でした。まさかもうあのふたりの姿が見られないなんてね……」(地元の人)

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