マネー

安倍昭恵さん「ゆくゆくは山口に」 自宅の名義問題で苦悩の末にたどり着いた第三の道

6月には洋子さんの94才の誕生日を安倍家で祝った(写真は安倍氏のTwitterより)

6月には洋子さんの94才の誕生日を安倍家で祝った(写真は安倍氏のTwitterより)

 東京・富ヶ谷の自宅は1~2階に安倍夫妻、3階に安倍氏の母親で「政界のゴッドマザー」と称される洋子さん(94才)が住んでいた。

「岸信介元首相の娘として安倍家に嫁ぎ、2度も宰相となった安倍さんを育て上げた洋子さんは、誰よりも安倍家への思い入れが強い。2度目のファーストレディーとなって以降、夫を支える一方で大麻容認発言や著名人との泥酔場面が報じられ、あっけらかんと“家庭内野党”を自認していた昭恵さんのことを、洋子さんが苦々しく思っていたのは事実です。特に森友学園のスキャンダルで昭恵さんが渦中の人となったときの洋子さんの怒りはただごとではありませんでした」(前出・安倍家の知人)

 2度目の首相退陣後も嫁姑の火種がくすぶり続けていた。そんななか、安倍氏が突然逝去した。

「晋ちゃん」という最大の後ろ盾を失った昭恵さんは、やがて安倍家を出るとも囁かれた。昭恵さんの知人が語る。

「もともと昭恵さんはスピリチュアルを信奉して、“見えない力”を頼る人でしたが、安倍さんの四十九日法要も終わらないのに、『パワースポットの壱岐島に行きたい』と主張して周囲を唖然とさせました。これまでは安倍さんがはやる妻を何とかたしなめていましたが、夫という重しがとれた昭恵さんはもう誰にも止められません。だから秋に行われる安倍さんの国葬が終わったら、彼女は安倍家を捨てて、自分が信じる道を突き進むのではないかとの憶測が広まったんです」

自宅に住み続ける権利がない

 アンタッチャブルな昭恵さんが安倍家を離れるという説を加速させたのが、自宅の名義問題だ。

 ふたりが新婚時から住む富ヶ谷の自宅はおよそ1140平方メートルにおよぶ広大な土地に建つ3階建てマンションで、洋子さんが4分の3、安倍氏の兄の寛信さんが4分の1を所有し、安倍夫妻の持ち家ではない。

「従って、昭恵さんは自宅に住み続ける権利がありません」と指摘するのは、夢相続代表で相続実務士の曽根惠子さん。

「夫に所有権がない場合、先立たれた妻は権利上は家を相続することができません。昭恵さんの場合は、仮に所有者である洋子さんに『出ていってください』と言われたら従うしかありません。ただし、養子縁組や遺言書の遺贈により家の所有権を得る方法はあり、権利はなくても所有者の合意があれば住むことはできます」(曽根さん)

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。