家計

節約アドバイザーが教える冬の節電術「部屋の湿度は40~60%」「暖房の設定温度は20℃」

●エアコンを使うなら設定温度は20℃に

 環境省は暖房時の室温の目安として20℃を推奨している。「暖房設定温度を21℃から20℃にした場合、年間約1650円の節約に(1日9時間使用した場合)。エアコンは立ち上がり時に電気代がかかるので、30分以内の外出であれば、つけたままの方が電気代は安くなります」。外出時は、設定温度を1℃下げるとさらに節電になる。

●10年以上使っている家電は買い替える

 家電メーカーが、修理に使える部品を保有している期間は約10年。それ以降は、故障しても修理できない可能性が。「世界情勢の影響で、家電も今後値上がりが予想されます。10年前に比べると省エネ性能も上がっているので、古い家電をお持ちなら、自治体が展開する省エネ家電への買い替え推進事業などを利用し、買い替えの検討を」。

上記とは別の9つの節電テクニックを紹介する後編につづく

【プロフィール】
節約アドバイザー・丸山晴美さん/ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーなどの資格を持つ。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用アドバイスなどが得意。『節約家計ノート2023』(東京新聞出版)ほか、著書・監修本も多数。

取材・文/鳥居優美 イラスト/さややん。

※女性セブン2022年12月8日号

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。