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【ドル円週間見通し】下げ渋りの可能性も 米CPI発表には注目

・1月9日-13日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(日)11月経常収支 12日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、+4810億円
 参考となる10月実績は-641億円。貿易収支が赤字に転化したこと等から、貿易・サービス収支の赤字幅が拡大したことが要因。11月については、第一次所得収支における黒字額は高水準を維持すると予想されており、貿易・サービス収支の大幅な改善は期待できないものの、経常収支は黒字に転化する見込み。

○(米)12月CPI 12日(木)午後10時30分発表予定
・予想は前年比+5.7%
 参考となる11月実績は前年比+6.0%。中古車の価格が下落したことが要因。12月については、住居費の上昇率がやや鈍化する可能性があること、中古車の価格は弱含みとなっていることから、コアの物価上昇率は11月実績を多少下回る見込み。

○(欧)11月ユーロ圏鉱工業生産 13日(金)午後7時発表予定
・10月実績は前月比-2.0%
 参考となる10月実績は前月比-2.0%。エネルギー、耐久消費財の減少が主な要因。11月については、ガス不足対策で消費削減目標が課されており、生産抑制が続くことから、前月比マイナスとなる可能性がある。

○(米)1月ミシガン大学消費者信頼感指数 13日(金)日本時間14日午前0時発表予定
・予想は、60.5
 参考となる12月実績は、59.7。現況指数と期待指数はいずれも改善。1月については、インフレ抑制の思惑が広がっているが、金利上昇の影響があるため、小幅な改善にとどまる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・9日(月):(欧)11月ユーロ圏失業率
・12日(木):(豪)11月貿易収支
・13日(金):(中)12月貿易収支、(欧)11月ユーロ圏貿易収支

【予想レンジ】
・132円00銭-137円00銭

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