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【ドル円週間見通し】FOMCに注目 米利上げペース減速なら弱含みも

・1月30日-2月3日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)10-12月期域内総生産速報値 1月31日(火)午後7時発表予定
・7-9月期実績は前年比+2.3%
 ユーロ圏総合PMIは50を継続的に下回っているものの、直近2カ月は改善傾向。総需要を反映する新規事業指数は12月にやや改善している。10-12月期の成長率は鈍化予想だが、プラス成長を維持する見込み。

○(米)FOMC会合 2月1日(水)日本時間2日午前4時結果判明
・予想は0.25ポイントの利上げ
 十分なインフレ抑制に向け、利上げ継続が適切との判断が下される見込みだが、利上げ幅は米国経済の減速を考慮して0.25ポイントにとどまる見込み。3月開催のFOMCでも0.25ポイントの追加利上げが決まる可能性が高い。

○(欧)ECB理事会 2月2日(木)午後10時15分結果発表予定
・前回は0.5ポイントの利上げ
 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、インフレ率があまりにも高過ぎると指摘しており、追加利上げが決まる見込み。利上げ幅については0.25ないし0.5ポイントになると予想される。

○(米)1月雇用統計 2月3日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+17.5万人、失業率は3.6%
 1月上中旬の新規失業保険申請件数に大きな変動はないが、雇用拡大のペースは鈍化しつつある。失業率は横ばい、または若干の上昇が予想される。非農業部門雇用者の伸びは12月実績を下回る見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・1月30日(月):(NZ)12月貿易収支
・1月31日(火):(日)12月失業率、(独)1月消費者物価指数、(独)10-12月期国内総生産、(米)1月シカゴPMI、(米)1月CB消費者信頼感指数
・2月1日(水):(欧)12月失業率、(欧)1月消費者物価コア指数、(米)1月ADP雇統計、(米)1月ISM製造業景況指数
・2月2日(木):(英)英中央銀行政策金利発表
・2月3日(金):(米)1月ISM非製造業景況指数

【予想レンジ】
・128円00銭-131円00銭

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