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スタバで勉強、手にはブランド品… 今の高校生が「お金を持っている」ように見えるワケ

メルカリなどのフリマアプリを活用し、安くハイブランド品をゲットする高校生も(イメージ)

メルカリなどのフリマアプリを活用し、安くハイブランド品をゲットする高校生も(イメージ)

回転寿司は「お茶飲み放題」、ハイブランド品は「中古で買う」

 当の高校生たちの見解も紹介しよう。神奈川県の公立高校に通うDさん(男性)は、学校の近くに回転寿司があるので、友人とよく行くという。

「お茶は飲み放題だし、お腹が空いているやつは寿司やうどん、そうでもないやつはデザートみたいに、好きなものを安い値段で食べられるのがいい。デザート目当てで行くこともよくあります。

 あと、大きいのはボックス席ですね。ファミレスだと店員さんの目が気になったり、仕事や勉強をしている人がいると、あまりはしゃげないというか、気を遣う。でも回転寿司で仕事や勉強をしている人はいないし、ボックス席だとくつろげるので」(Dさん)

 都内の私立高校に通うEさん(女性)は、ハイブランドのコスメを愛用している。

「ハイブランド品に憧れるのは、韓流アイドルの影響が強いかもしれないです。韓流アイドルがハイブランドの広告を担当していたりすると、同じものがほしくなっちゃう。高校生ミスターコンやミスコンに出ているような子たちも、よくSNSでそういった物やブランドコスメを紹介しているので、その影響もありますね。

 それに、ハイブランドといっても、ショップじゃなくてメルカリで中古もたくさん売っているので、“正規料金”で手にしているわけでもないです」(Eさん)

 一見、高校生がお金を持っているように見える昨今。スマホが当たり前のように普及したことで定額や実質無料で享受できる娯楽が増えたとともに、“大人”との境界線が曖昧になってきているのかもしれない。(了)

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