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【ドル円週間見通し】ドルは底堅い動きか、今週発表の米経済指標も注目

・2月27日-3月3日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)1月耐久財受注 2月27日(月)午後10時30分発表予定
・予想は前月比-3.5%
 参考となる12月実績は前月比+5.6%。民間航空機部門の受注急増で高い伸びを記録した。1月については、民間航空機部門の受注減少、コア資本財の受注も減少する可能性があることから、反動減が予想される。

○(米) 2月消費者信頼感指数 2月28日(火)日本時間3月1日午前0時発表予定
・予想は、108.4
 参考となる1月実績は107.1で予想外の低下。景気と雇用市場に対する見通しの後退が反映されたようだ。2月については、雇用情勢の大幅な改善は期待できないが、金利上昇の影響は低下しつつあるため、1月実績を上回る可能性がある。

○(米)2月ISM製造業景況指数 3月1日(水)日本時間3月2日午前0時発表予定
・予想は、47.7
 参考となる1月実績は47.4。新規受注指数の低下が影響した。需要減少と原材料の供給改善により、受注残は減少。2月については新規受注指数が下げ止まる可能性があるため、1月実績をやや上回る可能性があるが、大幅な改善は期待できない。

○(欧)2月消費者物価コア指数 3月2日(木)午後7時発表予定
・1月実績は前年比+5.3%
 1月はエネルギーの伸び率が鈍ったが、食品やサービスの伸び率は12月実績を上回った。この傾向は2月も続く可能性があるため、コアインフレ率は1月実績並みとなる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・2月28日(火):(日)1月鉱工業生産速報値、(米)2月シカゴPMI
・3月1日(水):(中)2月財新製造業PMI、(独)2月消費者物価指数
・3月2日(木)(欧)1月ユーロ圏失業率
・3月3日(金)(日)1月失業率、(米)2月ISM非製造業景況指数

【予想レンジ】
・133円00銭-136円50銭

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