【北海道ベスト47校、東北ベスト53校】2025年高校別「難関国立大9校への現役進学者数」ランキング　北大・東北大への進学者が多い公立進学校が上位独占するなかで躍進する私立校も

　中学受験や高校受験の際に志望校選びの基準としたいのは、「大学合格実績」よりも実際の進学者数を反映した「大学進学実績」だろう。マネーポストWEBでは「大学通信」の協力を得て、全国約2100校分の2025年の現役進学者数を集計。シリーズ第1回記事では「旧帝大＋東京科学大＋一橋大＋早慶上理」への進学者数を取り上げ、延べ合格数と比較する形で高校別に全国ランキングを作成・公開した。ここからは地方の進学校が国公立大進学に向けた進路指導に注力していることを踏まえ、旧帝大（東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学）と一橋大学、東京科学大学の国立大9校への進学者数の合計をエリア別に集計した。「北海道・東北編」を見ていこう。（取材・文／清水典之）

　ここからは、全国を7エリア（北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄）に分け、それぞれのエリアでランキングを作成、地域ごとに2025年度入試における現役進学者数の実績を検討する。首都圏や関西圏以外の地域の進学校では、旧帝大など主に国公立大への進学を狙いを定めて進学実績を競う傾向があるため、「旧帝大＋東京科学大＋一橋大」の進学者数をカウントした。「じゅそうけん」のXアカウントで11万人超のフォロワーを持つ受験・学歴研究家の伊藤滉一郎氏による解説と合わせて紹介する。

　今回は「北海道編」と「東北編」のランキングをそれぞれ取り上げる。順に結果を見ていこう。

＞2025年　難関国立大現役進学ランキング（北海道編・東北編）を見る【初回登録月は無料】