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《元手50万円→380倍の資産1.9億円》名古屋の長期投資家(なごちょう)氏が「なんとなく」投資から「割安株」投資に転換し、億り人になるまでの道のり

名古屋の長期投資家(以下、なごちょう)氏を億り人へと導いた投資法とは(同氏のXより)

名古屋の長期投資家(以下、なごちょう)氏を億り人へと導いた投資法とは(同氏のXより)

 株式投資で億超えの資産を築いた“億り人”も、その投資遍歴のなかでは様々な試行錯誤を繰り返している。学生時代から株式投資を始め、数々の歴史的な暴落に遭遇しながら一度もマーケットから退場せず、四半世紀をかけて億り人となった兼業投資家・名古屋の長期投資家(なごちょう)氏もそのひとりだ。50万円を元手に株式資産を380倍の1億9000万円に増やすまでの投資遍歴と、同氏を億り人へと導いた「割安株投資」に転換した理由を聞いた。

50万円で「ミニ株」投資をスタート

 名古屋の長期投資家(以下、なごちょう)氏が株式投資に興味を持ったきっかけは、中学生時代にさかのぼる。父親の知人が株式で資産を築いたという話を聞き、大人になったら株式投資をすることを決意したという。

 その計画を実行したのは、バブル崩壊後の1995年、20歳の大学生の時だった。アルバイトで貯めた50万円を元手に富士通やモスフード、パラマウントベッド、東芝(後に上場廃止)の4銘柄に投資する。最初から分散投資をしたわけだが、これには事情があった。

「当時の株式の売買単位はほとんどの銘柄が1000株。50万円では1銘柄も購入することができなかったんです。そこで、大和証券が始めたばかりの『ミニ株』を使って、100株ずつ買うことにしました」(なごちょう氏。以下「」内、同じ)。

 ミニ株とは、通常の売買単位である単元株数の10分の1から取引できるサービスで、証券各社で名称は違うが、同様のサービスは今でも利用できる(なお、現在は1株から購入できるサービスが主流)。

 こうしてスタートしたなごちょう氏の投資家人生は、社会人となってからも続き、他の銘柄に新規投資するとともに、学生時代に買った富士通や東芝といった銘柄を単元株数の1000株にするため、ミニ株で継続的に追加購入をしていった。

次のページ:暴落には複数回のナンピン買いで対応

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