閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
ライフ

【推し活にハマり過ぎて気づいたらキャンパスで孤立】ゼミの忘年会に不参加で距離感、“大学の友人なんていらない”はずが就活でピンチ…学生たちの後悔

“大学の友人なんていらない”と思っていたけど…(写真:イメージマート)

“大学の友人なんていらない”と思っていたけど…(写真:イメージマート)

 ライブ、2.5次元の舞台、バーチャルアイドルのイベント、ツアー遠征──。好きなアイドルや俳優、キャラクターを応援する「推し活」は、いまや幅広い世代に広がっている。日々の生活に活力を与えるポジティブな側面がある一方で、その裏側では私生活を犠牲にしている人も少なくない。

 なかには、「推し活」費用を捻出するためにバイトを掛け持ちし、プライベートでの友人関係にお金をかけないよう徹底するなかで、孤立していく若者もいるという。その実態を探った。

ゼミの忘年会欠席で思い知った「友人との距離感」

 都内の大学に通う女性・Aさん(20歳)は、大手事務所に所属する男性アイドルの熱心なファンだ。ドームツアーは全公演足を運び、公式グッズが発売されたらほぼ全種類をゲットする。ライブがない時期にも、仲間とともに「本人不在の聖誕祭」を実施するなど、推し活が生活の中心になっているという。

 そんな彼女は、あることがきっかけで大学のゼミで距離感を感じるようになった。

「今年、ゼミの忘年会を私だけ欠席したんです。1人3500円で、居酒屋3時間飲み放題コース。『まずい食事と、ピッチャーの安酒で3500円なんてあり得ない』と思ってしまって……。正直、その金額があればおしゃれなカフェで、オタク友達と一緒にお茶したいし、そこでカワイイ写真を撮れるんですよ。なのでLINEグループでお知らせが来た時に『欠席』を選びました。他にも欠席者がいるかと思っていたのですが、蓋を開けたら私以外全員が出席でした」(Aさん)

 当日までは気にとめていなかったものの、忘年会後のLINEグループを目にし、複雑な心境になったAさん。

「飲み会が終わったあと、夜中に忘年会と二次会、三次会の写真や動画が送られてきたんです。みんなが『今日はありがとう!最高だったね』みたいなメッセージをグループに送っていて……。それをみた瞬間に『あ、距離できたな』って。

 誰も欠席を責めてきたわけじゃないけれど、自分がいない空間でみんなが親しくなっていたことが、ちょっと寂しくて。私はとくに用事がなかったので、結局自宅で過ごしていたんですよ。『これは推しのために必要な判断だ』と自分を納得させようとしていますが、3500円をケチったことが正解だったのか、正直わかりません」(同前)

次のページ:就活シーズンで「大学に相談できる友人がいない」

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。