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藤川里絵「さあ、投資を始めよう!」

「私の投資グセや改善点を教えてください」“生成AIを活用した売買日誌”の始め方 AIが「記録係+振り返りコーチ」になり新たな気づきも

投資の売買日誌を手軽に習慣化するには?(イメージ)

投資の売買日誌を手軽に習慣化するには?(イメージ)

 新年度が始まり、今年こそ投資の振り返りをしよう、と考えている人もいるだろう。その一つの方法が売買日誌の活用だ。投資の売買日誌はどのように始めればよいだろうか。『知識ゼロでも週3000円の投資で100万円が勝手に貯まる本』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第184回は、「AIを活用した売買日誌」について。

 * * *
 4月、新年度のスタートです。新しいことを始めるのに、これほど気持ちが乗るタイミングはありません。今年こそ投資の振り返りをちゃんとやろう、と思っている方に、ぜひ試してほしい習慣があります。それが「AI売買日誌」です。

 投資で失敗を繰り返す人に共通しているのが、「なんとなく買って、なんとなく売る」パターンです。買った理由も、売った理由も記録していないから、同じ失敗を何度もしてしまいます。振り返りができないと、経験が積み上がらないのです。とはいえ、売買記録を続けるのは意外と面倒くさい。家計簿と同じで、始めてもすぐ挫折してしまう方が多いのではないでしょうか。そこで私が試しているのが、ChatGPTやClaudeなどの生成AIを使った記録と振り返りです。テキストでやりとりできる生成AIならどれでも使えます。

AIを使った売買記録の3つのステップ

 やり方は3ステップです。まず月初に新しいスレッドを作り、最初にこう伝えます。

「私の投資売買記録をつけていきます。日付・銘柄・価格・売買理由を毎回メモしていくので、月末に振り返りを一緒にしてください」

 これだけでAIが「記録係+振り返りコーチ」モードになります。あとは売買のたびに、同じスレッドにこんなメモを投げていくだけです。

「4月3日、A株を1200円で100株購入。1Q決算が市場予想を上回り、通期上方修正に期待」
「4月14日、B株を1050円で全株売却。25日移動平均線を割り込んだため損切り」

 そして月末にひとこと。

「今月の売買を振り返って、私の投資グセや改善点を教えてください」

 するとAIが「損切りの判断は一貫していて良いですね。一方、購入タイミングが好決算直後に集中しており、反応売りに巻き込まれやすい傾向があります」といった具合に、自分では気づきにくいクセを客観的に指摘してくれます。スレッドを閉じても同じスレッドに戻れば履歴は残っているので、月ごとに1スレッドを使うのがおすすめです。完璧な記録でなくていいのがポイント。日付、銘柄、金額、理由のひとことメモで十分です。完璧を目指すと途中で苦しくなってやめてしまいがち。文明の力を使えば、人間がゆるくても、AIがきっちり整理してくれます。いい時代ですね。

 まず1ヶ月だけ試してみてください。月末にAIと一緒に振り返るだけで、自分の投資グセが見えてきます。気づきがあれば、5月の相場はきっと今より落ち着いて向き合えるはずです。

次のページ:今回のまとめ

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