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平成生まれのミリオネア経営者
toridori・中山貴之CEOインタビュー
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地上233mでの恐怖体験は「めちゃくちゃ怖かった」 toridori・中山貴之CEO、「ギャル男店員→ブロガー→YouTuber」の“異色の経歴”から生まれたインフルエンサー市場との向き合い方

YouTuber時代の“恐怖体験”を語るtoridoriの中山貴之CEO(撮影:杉原賢紀)

YouTuber時代の“恐怖体験”を語るtoridoriの中山貴之CEO(撮影:杉原賢紀)

 アパレル店員、ブロガー、YouTuberなど多彩な経歴を持つ株式会社トリドリ(東証グロース・9337、以下toridori)の中山貴之・代表取締役社長CEO。同社は、「インフルエンサーマーケティング」のマッチングサービスである『toridori marketing(トリドリマーケティング)』を提供する。2000年代後半からガラケーでブログを書き始めた中山氏自身、スマートフォン時代になってから文字がメインのTwitter(現X)、写真投稿のInstagram、動画投稿のYouTubeと各メディアを使いこなしてきた。2010年代に入り「動画の時代の到来」を確信すると、自らYouTuberとして活動を開始したという中山氏。その経緯について聞いた。(取材・文/池田道大)

ガラケーブログで「インフルエンサー」に

 SNSなどで多数のフォロワーを持つ「インフルエンサー」と、彼らにPRを依頼したい企業とのマッチングサービスを手掛けるtoridori。同社は「『個の時代』の、担い手に。」というミッションを掲げ、「インフルエンサーマーケティング」(インフルエンサーを活用した商品やサービスのPR)をメイン事業とする。

 創業者で代表取締役社長CEOの中山貴之氏(36)は、アパレル店員、カリスマブロガー、人気YouTuberという異色の経歴の持ち主だ。保有する株式の時価総額が39億円に達し、マネーポストWEBが報じた「平成生まれの保有株億万長者」ランキングに登場した(関連記事参照)

 同社の事業における強みと言えるのが、中山氏自らがインフルエンサーとして様々な経験を積んだことだ。18歳で上京後、渋谷のアパレルショップで“ギャル男店員”として働きながらガラケーでブログを書き続けた。月900万アクセスを稼ぐと企業から高給のタイアップ記事の依頼が舞い込むようになり、個人の影響力の大きさを知ってブロガーと企業をつなぐ代理店ビジネスを開始した。

「動画の時代の到来」を確信

 SNSの変遷にも詳しい中山氏は2010年代に「動画の時代の到来」を確信したという。

「最初はガラケー用ブログやmixiで文章を書いていましたが、それからTwitter(現・X)が広がり、YouTubeが出てきました。SNSの主流がテキストから写真画像になったことを実感し、次は絶対に動画の時代が来ると思いました。それまでPCで見ていたYouTubeをスマホで簡単に見られるようになったことも大きかった」(中山氏・以下同)

次のページ:チャンネル登録者数14万の人気YouTuber時代

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