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藤川里絵「さあ、投資を始めよう!」

「銀行セクターにまとめて投資できるのはETFだけ!」投資信託にはないETFの魅力 リアルタイムで売買できる機動力、個別株の配当に近い感覚で受け取れる分配金、テーマ型も充実

投資信託にはないETFの魅力を解説

投資信託にはないETFの魅力を解説

 NISAの普及で投資信託を活用する人が増えるなか、次の選択肢として注目したいのがETF(上場投資信託)だ。ETFは投資信託のように複数銘柄へ分散投資できる一方、株式のように取引時間中に売買できる機動力を備えている。半導体、銀行、エンタメなどテーマ型ETFの選択肢も広がり、分配金を重視する投資家にも使いやすい商品だ。投資信託との違いや、ETFならではの注意点は。『知識ゼロでも週3000円の投資で100万円が勝手に貯まる本』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第194回は、「ETFの魅力と使い方」について。

ETFは「指値注文ができる投信」

 最近、ETFに関するニュースをよく見かけます。6月9日には「日経エンタメ・コンテンツ株指数(586A)」に連動するETFが東証に上場し、話題になりました。NISAの普及で資産形成の主役は投資信託になりましたが、投信に慣れてきた人ほど、一度はETFに目を向ける価値があります。あらためてETFの魅力と使い方を整理してみましょう。

 ETFは、複数の銘柄を一つにまとめた器という点では投資信託と同じですが、株式と同じように取引時間中にリアルタイムで売買できるのが大きな違いです。投資信託は注文した時点では値段がわからず、その日の取引終了後に価格が決まります。一方ETFは、値動きを見ながら「この価格で買いたい」という指値(さしね)注文ができます。また、何に投資しているかがわかりやすいのも特徴です。投資信託は月1回、上位10銘柄の開示が一般的ですが、ETFは全保有銘柄が高い頻度で開示される場合が多いのです。

配当重視の人にも向いている

 意外に知られていませんが、ETFは分配金を重視する投資家にも向いています。ETFは制度上、得られた配当や利子を内部にため込まずに分配する仕組みのため、個別株の配当に近い感覚で受け取れます。NISA口座内で保有するETFの分配金は非課税になるのも魅力です。

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