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【作家・林真理子氏の提言】70代男性の真価が問われるのは飲み会「“二次会も来て”は真に受けない」「自慢・悪口・説教をしないは鉄則」

70代ならではの「飲み会作法」とは(写真:イメージマート)

70代ならではの「飲み会作法」とは(写真:イメージマート)

 仲間内や地域社会で、ともすれば70代男性は老害になりがちだ。『80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間』(幻冬舎新書 5月刊)がベストセラーとなっている作家・林真理子氏が“イタい”男性にならず、70代を味わいつくす知恵を語った。

「自分はそれほど大したものではない」

「若い人に何かを残してやらなければ」「自分が教えてやらなければ」。定年後の男性ってそう思っているようなフシがあるけれど、少し立ち止まって考えてほしい。本人は使命感のつもりで話していても、ありがたがる人はほとんどいません。それが現実。

 とくに男性は現役時代の肩書きに執着しがちです。会社を辞めた後まで過去にしがみついて、「私はあの会社で部長をしていた」「昔はあのプロジェクトをものにした」などと滔々と語る。

 昭和の時代を生きて、モーレツに働いた世代ですから気持ちはわかります。でも、若い世代には煙たがられるだけだと理解してほしい。私も日本大学理事長や日本文藝家協会理事長など、大きな役職を相次いで退任しました。「そう言わずに続けてください」なんて言ってくれるんですけど、話半分に聞いたほうがいいのです。

 70代のたしなみは、「自分はそれほど大したものではない」と知ること。卑屈になるのではなく、自分の人生を振り返って、こんなものだと満足し、誇りを持って脇にどくのが作法です。

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