再起業には様々な想いも(写真:イメージマート)
最盛期には直営店とゲーム機などのレンタル設置店を合わせて全国1200拠点を展開し、売上高は80億円に達したという「エターナルアミューズメント」(2007年設立)。しかし、コロナ禍が到来した2020年4月、東京地裁に破産を申し立て、倒産した。負債総額は84億円だった。
それから6年以上が経ち、同社の創業者で元代表取締役の藤澤義仁氏(50)は現在、経営コンサルタント業などで再起を果たしている。しかし、倒産直後は自身が再び起業することについて、様々な葛藤があったという。
「約84億円もの負債により、銀行や投資家、取引先など多くの方々に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。破産については深く申し訳なく思っており、一生背負っていくべき重い十字架だと認識しています。
ただ、もう一度事業を再起することは、倒産を決めた43歳の時点で心に決めていました。中途半端に会社を延命させ、50歳や60歳を迎えた時にやはりダメだったとなれば、再起する気力も体力も残ってないだろうと考えたからです。倒産した後に始めたレンタカー事業は初年度から軌道に乗せることができましたが、一方で、迷惑をかけた方々、世間から許されるだろうかとの強い葛藤や恐れもありました」(藤澤氏・以下同)
それでも経営者としてメディアの取材に応じたのは、こんな理由があるという。
「一生反省して下を向いて生きるだけでは、社会に対してアクションを起こすことができません。倒産から得た失敗の経験を活かすためにも、再起業が必要でした」
裸の王様になってしまう
再起後、アミューズメント業界にも再び参入した。
