コンベンション施設などが集まるコスモスクエア
首都圏にも劣らない勢いで価格が高騰してきた大阪の不動産市場。しかし、ここに来て大阪市内のタワーマンション市場では、売り出し物件の在庫が増えているという。下落の兆しを確認すべく、中古マンションの売れ行き悪化率ランキングを独自に作成。大阪版でワースト1位となったのは、大阪市住之江区の「コスモスクエア」だった。
マネーポストWEBでは今回、不動産ビッグデータをAI解析するエステートテクノロジーズの協力で、売り出しから成約までの「販売日数」で示される売れ行きを駅ごとに算出。前年と比較し、販売期間が長期化した割合を「悪化率」として独自ランキングを作成した。
その大阪版でワースト1位となったのは、大阪市住之江区の「コスモスクエア」だった。平均販売日数は前年の71.5日から278日に延び、悪化率は288.8%となった。
大阪でタワーマンション仲介を手掛けるTOWERZ取締役COOの芝崎健一氏は、大阪のワースト上位駅には、中心部から離れながらも駅前で大型マンションが供給された地域が多いと説明する。
「今回のランキングでワースト10には中心部以外のエリアが並んでいる。基本は納得です。コスモスクエアやワースト2位の堺東、同3位の都島にしても中心部以外。大阪の中心3区といわれる北区、中央区、西区はワースト10に入っていない」
生活に必要な施設が離れている
コスモスクエアについて、芝崎氏は、コンベンション施設などが集まる一方、現段階では居住環境が十分に整っていないと指摘する。
