3LDKの中古マンションが7000万円未満で買える、“上昇気流に乗る駅”はどこか(イメージ)
住宅ローン金利が上昇するなか、物件価格の先行きにも不透明感が生じている。不動産調査会社「東京カンテイ」によると、7月の中古マンション平均価格(70平米換算)は都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)が3か月連続で下落した一方、それ以外の17区や首都圏全体(東京、神奈川、埼玉、千葉)では上昇基調が続いた。では、平均的な子育て世帯にも手が届き、かつ上昇気流に乗って勢いがある駅はどこなのか。
不動産テック企業MFSが開発したマンションAI査定サービス「CAPS」のデータから「中古マンションが7000万円未満で購入できる首都圏の駅」を抽出し、“上昇気流に乗る駅”を調査した。
AI算出による「上昇気流に乗る駅」ランキング
依然として首都圏の中古マンション価格が上昇を続けるなか、一般的な子育て世帯でも購入でき、かつ「高値掴み」とならないエリアはどこなのか。その解の一つを提供してくれるのが、住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」を運営するMFSが開発したマンションAI査定サービス「CAPS」だ。MFS取締役CMO(最高マーケティング責任者)の塩澤崇氏が語る。
「CAPSは全国47都道府県の約9割に相当する約14.6万棟のマンションを対象に、独自に開発したAIが各戸の推定販売価格などを無料で査定するサービスです。全国のマンションの“時価”や“実力”を評価できるうえ、実際の売り出し価格に対する誤差が少なく、調査の精度が高いこともCAPSの特徴です」
そこでマネーポストWEBはMFS協力のもと、「CAPS」のデータから「中古マンションが7000万円未満で購入できる首都圏の駅」を抽出。直近2年間の平均推定価格の騰落率から値上がり率が高い順に並べ、“上昇気流に乗る駅”ランキングを作成した。
一般に住宅ローンの借入額は「年収の5〜7倍」が目安と言われるため、今回の調査では世帯年収1000万円未満でも手が届くよう、平均推定価格7000万円未満が対象。さらに、コアオフィスエリアである東京駅・大手町駅までの「乗車時間40分以内」、かつファミリー向けの「3LDK」という条件を加え、「現役・子育て世代」という主な住宅購入層のニーズに沿うことを目指した。
MFSで不動産投資サービス「INVASE」の事業執行役員を務める不動産投資アナリストの渕ノ上弘和氏の解説とともにランキングの詳細を見ていく。まず、上位の駅を見ると、エリア的に大きな偏りがあることがわかる——。
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