家計

新年度は生活見直しの好機 車、固定電話、サブスク…「やめたらこんなに得をする」

「捨てる」「やめる」で得する方法一覧

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 食品の買い方を見直した後は、その食べ方も見直したい。「1日2食」が基本だという丸山さんが話す。

「無理に食生活を変える必要はありませんが、体重や体脂肪が気になるなら食事の回数を減らしてもいいでしょう。1日3食食べないといけないとの脅迫観念があると、つい食べすぎてしまい、カロリーオーバーになる。私は朝しっかり食べて昼と夕方の間に軽食を摂る程度ですが、病気もせず健康に暮らしています」

「サブスク」や「習い事」を続けるか再検討

“古い常識”がリスクになるのは、家の中の固定電話も同様だ。

「家に固定電話があるのがマストだったのは、スマホが普及する前までのこと。現代において、用事がある場合は個人のスマホに連絡を入れる人がほとんど。もはや固定電話にかかってくるのは営業電話やオレオレ詐欺くらいです。にもかかわらず、NTTの基本料とオプション、通話料が月2500円ほどかかる。解約してLINEなどの無料電話アプリを使えば固定費も通話料もかかりません」(丸山さん)

 コロナの自粛時に動画配信サービスなどのサブスクリプション(サブスク)に加入した人は多いが、日常が戻りつつあるいま、使用頻度が低くなっている人も少なくない。そうした毎月の支払いが積み重なる「サブスク」や「習い事」もこの機会に続けるかどうかを再検討してほしい。

「加えて最近はサブスクの値上げが相次ぐので、加入時より視聴時間が減ったのに高い金額を支払っているケースすらある。Netflixならお得な広告付きプランなど、解約しなかったとしても、契約内容の見直しはすべきです。習い事はコミュニティーとして楽しんでいれば継続してもいいと思いますが、反対に、“これを真剣に学びたい”“極めたい”などの目標があれば、オンライン講座や自治体が開く講座を探すとコスト削減につながります」(森田さん)

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