リユース家電“生産”の流れ
1次点検を終えた洗濯機のドラム槽を取り外す。外側の一面がカビで汚れている
特注の自動洗浄機でドラム槽全体の汚れを高水圧で落とす
60度の温水で3分間洗浄する。温水を循環させて再利用するので洗剤は使わない
洗濯機の洗浄を手作業で行なう34の各ブースには、分解や洗浄、組み立てに使う様々な道具が備え付けられている
ドラム式洗濯機の中を40度の温水とブラシを使って洗浄する従業員。分解、洗浄、組み立てを1人で完結する
絵筆を使い、細部の汚れを徹底的に落とす。特に汚れがこびりついているのは柔軟剤を入れる部分だ
自動洗浄機で落ちなかった汚れは手持ちの高圧洗浄機で徹底的に洗い落とす
2次点検では試運転で給水、洗い、すすぎ、脱水を行ない、水漏れや異音、振動がないかを目と耳で確認する
最終点検では、外装に傷があれば補修する。美術作品を修復するような緻密な筆遣いで傷の部分に塗装する