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【大相撲幕内“給金番付”】現役力士の「本当の収入」公開 大関より平幕の「持ち給金」が多いケースも

 他に力士の収入としては、「懸賞金」「賞金」がある。懸賞金は1本7万円だが、協会手数料や積立金を除いた3万円が力士の“手取り”になる。これも別掲表の通り力士によって大きな差がある。

「『永谷園』は1場所200本の懸賞金を出す大スポンサーだが、同社のCMに出演する遠藤の一番には必ず永谷園が懸賞金をかける。人気力士なので他社の懸賞金もかかり、昨年は334本を獲得。それだけで手取り額は1000万円を超えます」(前出・協会関係者)

 もちろん平幕でそれだけ集める遠藤は珍しい存在で、「一般的には大関に昇進すると懸賞が格段に増え、酒造メーカー・大関のように大関戦に限定してかけられる懸賞金もある」(同前)わけだ。

 その他に優勝賞金が1000万円、三賞(技能、敢闘、殊勲)が各200万円。7月場所で優勝した豊昇龍は優勝賞金と敢闘賞の1200万円のほかに、懸賞金を151本(手取り453万円)手にしている。各力士が「土俵に埋まるカネ」をどう掘り起こすか、来場所も見ものだ。

※週刊ポスト2023年8月4日号

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