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投資

【新NISA攻略ガイド】「つみたて投資枠」と「成長投資枠」をどう活用するか つみたては「年2回」でもよい

新しいNISA制度がスタートすると、資産運用のやり方が大きく変わる(写真:イメージマート)

新しいNISA制度がスタートすると、資産運用のやり方が大きく変わる(写真:イメージマート)

 2024年から始まる新しいNISA(少額投資非課税制度)。新しいNISAにはつみたて投資枠と成長投資枠の2つがある。どのように活用すればよいのか。新刊『新しいNISA かんたん最強のお金づくり』が話題のファイナンシャルプランナー・横田健一氏が解説する。

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 2024年から恒久化され、大幅に拡充される新しいNISA(少額投資非課税制度)では、2023年まで利用できる現行の2つのNISA、つみたてNISAと一般NISAを同時に利用できるようなイメージになります。今回は、新しいNISAで使える2つの枠、つみたて投資枠と成長投資枠について解説します。

 まず、新しいNISA制度の概要は以下の図のようになります。

2024年から始まる新しいNISA制度の概要

2024年から始まる新しいNISA制度の概要

新しいNISAで併用できる「つみたて投資枠」と「成長投資枠」

 新しいNISAでは、現在のつみたてNISAを引き継ぐ形のつみたて投資枠、現在の一般NISAを引き継ぐ形の成長投資枠という2つの枠を同時に利用できるようになります。

 これら2つの枠それぞれで「【1】投資できる対象商品」と、「【2】投資する時の買付方法」という2つの視点で整理すると、次のようになります。

2024年から始まる新しいNISA制度の概要

2024年から始まる新しいNISA制度の概要

 新しいNISAで購入できる商品は、一定の条件を満たした上場株式・投資信託・ETF(上場投資信託)・REIT(不動産投資信託)となっています。

 具体的には、安定的な資産形成に適切ではないとされる条件(上場株式については監理・整理銘柄、投資信託等については信託期間が20年未満、高レバレッジ型、毎月分配型など)に該当していない商品が対象になります。

 その上で、信託報酬が低水準などの追加条件を満たした一部の商品がつみたて投資枠(もしくは現行のつみたてNISA)の対象商品となります。

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