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消費者を意図しない方向へ誘導するウェブサイトの“ダークパターン” 注意すべき実例「商品がこっそりカートに」「誤タップを誘う画像」など

安いかどうかをうやむやにする【価格比較の阻止】

りんご「10㎏」と「10個」。単位が違うと、どちらが得か判断しづらくなる

りんご「10㎏」と「10個」。単位が違うと、どちらが得か判断しづらくなる(darkpatterns.jpより引用)

 売り手が自分の商品とほかの商品の価格比較をわざと難しくするのも、典型的なダークパターンだ。

「別掲画像のように売り手がわざと価格比較しにくくする裏には、『競合サイトの方が安い』『一方の商品が割高』『訳アリで値段をうやむやにしたい』など何らかの意図があると考えられます」

 画像では、りんご「10kg」と「10個」の2つの表記があり、単位が違うとどちらが得か判断しづらくなる。

 このほかにも、シリーズ企画本で、初回800円なのに2号・3号各3000円、それ以降は値段未公表といったケースや、特定成分の容量を隠したサプリメントなどにも注意したい。

デザインで注意をそらす【視覚的干渉】

髪の毛がついたデザインでクリックを誘うだましのテクニックの1つ

髪の毛がついたデザインでクリックを誘うだましのテクニックの1つ

 相手に選ばせたい選択肢は目立つ色やサイズのボタンで誘導し、そうでないものは地味に小さく表示したデザインにする手法もある。髪の毛がついたデザインの画像で誤タップを誘うだましのテクニックもある。

「サブスクの解約手続き時に『サービスを続ける』ボタンを目立たせたり、Cookieのポップアップ画面でCookie利用の同意ボタンを大きくするのもよくある事例です」。

 解約できない場合は最寄りの消費生活センターに相談しよう。

後編へ続く

取材・文/北武司 イラスト・作図/勝山秀幸

※女性セブン2023年11月23日号

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