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厚切りジェイソンが指南する2024年のマネー術 「新NISAでも個別銘柄は避けるのが無難」初心者向きの注目ファンドも紹介

厚切りジェイソンさんが2024年のマネー術を指南(本人提供)

厚切りジェイソンさんが2024年のマネー術を指南(本人提供)

 新型コロナが5類に移行し、私たちの生活が大きく変化した2023年。では、2024年はどんな年になるのだろうか──。金融の世界では新NISA(少額投資非課税制度)がスタートすることが大きな注目を集めているが、どのように活用すべきか。お金に関する著書がベストセラーになっている、厚切りジェイソンさん(37)が解説する。

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 多くの人が老後の資金に不安を抱くなか、2024年に身につけたいのはお金を増やすマネー術でしょう。

 基本はまず、日々の支出をできるだけ減らすこと。買い物はコンビニを避けて安いスーパーを利用し、使わないサブスクは解約してジムは公共施設を活用する──家計簿アプリで毎日の支出を管理すると無駄な生活費を“見える化”できて節約できます。

 そうして支出を最低限に精査したうえで、生活にどうしてもかかる3か月分の現金を手元に残しておき、投資に回します。ただし、儲けを狙って一度に大きな額を投資するのは禁物。投資でお金を貯める大原則は、「地道にコツコツと冷静に」行うことです。

 株や投資信託は時期によって値上がりや値下がりを繰り返すため、一度にドカンと投資するのは危険で、一定額を定期的にコツコツ投資することで価格変動のリスクを抑えられます。加えて株や投資信託は、利子が利子を呼ぶ「複利」によって長期間持ち続けるほどリターンが大きくなるため、「長期投資」がとても大切です。

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