投資

【投資信託を使った積み立て投資】右肩上がりの商品は大きな利益を出しにくい 理想的なのは「U字」のチャート

 次のグラフを見てください。

日本債券インデックスファンドの基準価額の推移

日本債券インデックスファンドの基準価額の推移

 この投資信託は2020年9月まで、横ばいに近い感じで上がり続けています。これを2006年7月から2020年9月まで、毎月10万円ずつ約14年間積み立てたとすると、積み立て金額は約1710万円となり、最終的な総額は1886万円。176万円しか利益を出せません。

 積み立て投資で理想的なのは、「U字」の値動きをしている商品です。

 次のグラフを見てみてください。これも「One国内株オープン」という実際にある投資信託です。

One国内株オープンの基準価額の推移

One国内株オープンの基準価額の推移

 大きく値下がりして、しかも低迷している時期が長い。この商品は10年間で理想的なU字型の値動きをしています。

 この商品も2006年7月から毎月10万円ずつ14年間積み立てたとします。すると、価格×量の総額は約4000万円になります。値下がりしている期間が長かったので、その間に量を増やせて約2300万円もの利益が出たのです。

 これを多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれでしょうが、少なくとも銀行で寝かせておくよりお金を生んでいるのは間違いありません。

 したがって、これから買う商品が暴落したとしても、「U字になるチャンスだ」と思ってください。

 積み立て投資は10年を1サイクルで考えます。とはいえ、長期間下落が続いていると、さすがに「このまま持っていていいのだろうか」と不安になるでしょう。

 U字ならいずれ日の目を見られますが、もしL字のままだったら、その商品は運用がストップする可能性もあります。それでも積み立てで量を稼いでおいたら、少しは利益を出して終わる可能性がゼロではありません。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。