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【ドル円週間見通し】ドルは伸び悩みか 12日には米CPIの発表も

・3月11日-15日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(日)10-12月期国内総生産(GDP)改定値 11日(月)午前8時50分発表予定
・予想は前期比年率+1.0%
 速報値はマイナス成長だったが、10-12月期法人企業統計で国内企業の設備投資は予想以上に堅調だったことからプラス成長に上方改定される見込み。ただし、個人消費は改定値でもさえない状態が続くとみられる。

○(米)2月コアCPI 12日(火)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+3.7%
 1月は中古車価格の下落や衣料品価格が小幅な上昇にとどまったが、一部サービス価格は上昇しておりコア指数の上昇率は鈍化しなかった。サービス価格は下げ渋っており、この状況は2月も変わらないため、コア指数の上昇率は1月実績に近い水準となる見込み。

○(米)2月小売売上高 14日(木)午後9時30分発表予定
・予想は前月比+0.8%
 参考となる1月実績は前月比-0.8%で市場予想を下回った。自動車・同部品の売上高が減少したことが要因。2月については自動車・同部品の売上げは反動増が予想されており、1月に減少したオンライン販売は多少持ち直すと期待されていることから、前月比プラスとなる見込み。

○(米)2月鉱工業生産 15日(金)午後10時15分発表予定
・予想は、前月比0.0%
 参考となる1月実績は小幅低下。2月については電子機器などの生産が順調であること、非耐久財の生産がやや持ち直すと予想されており、全体的にはプラスとなる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・12日(火):(日)2月国内企業物価指数
・13日(水):(欧)1月ユーロ圏鉱工業生産
・14日(木):(米)2月生産者物価指数
・15日(金):(米)3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報

【予想レンジ】
・146円00銭-149円50銭

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