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【市場拡大】愛飲者たちが語る「ゼリー飲料」の魅力 「“ながら”にちょうどいい」「災害時の備蓄にもなる」

市場が拡大するゼリー飲料の魅力とは?(イメージ)

市場が拡大するゼリー飲料の魅力とは?(イメージ)

「ゼリー飲料」市場の拡大が注目を集めている。一般社団法人全国清涼飲料連合会の「清涼飲料水統計2023」によると、ゼリー飲料(果汁10%未満)の生産量は、2020年は8800kl、2021年は1万600kl、2022年は1万1300klと右肩上がりで、わずか2年で約30%上昇している。

 とはいえ、ゼリー飲料は特に“目新しい”ものではない。にもかかわらず、なぜここ数年で人気が加速しているのか。消費者はどこに魅力を感じているのか。ゼリー飲料愛飲者たちに話を聞いた。

藤井聡太八冠も愛飲、「集中力」にあやかりたい

 メーカー勤務の40代男性・Aさんは、ゼリー飲料とは縁がない生活を送ってきたが、愛飲するようになったのは、藤井聡太八冠(21才)の影響だという。

「藤井聡太さんが対局中、ゼリー飲料でブドウ糖を補給していると知ったのが、ゼリー飲料に興味を持った始まりでした」

 当時、資格の勉強をしていたAさん。藤井八冠の集中力にあやかりたいと、ブドウ糖配合のゼリー飲料を口にするようになった。

「勉強や仕事に疲れた時、これまではなんとなくチョコレートやコーヒーを口にしていたのですが、ブドウ糖を摂るとたしかに頭の冴えが回復する気がします。甘いものは止まらなくなるし、コーヒーは飲みすぎて気持ち悪くなる、ということがよくあったのですが、ブドウ糖ゼリーなら1パックで済ませられるのもいいなと思っています」(Aさん)

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