“答えのない質問”は得意中の得意。自分や相手の特徴をなるべく細かく書き込むことでより精度が高く、バラエティー豊かな回答が
「答えのない質問」がいちばんの得意分野
友人関係についての困りごとなど解決策がすぐに出てこない問題にも親身に寄り添ってくれる。
池田さんは、「ChatGPTはそうした答えのない質問をする相手として最適」だと解説する。
「もともと生成系AIは既存の情報をもとに、新しい情報を作ることを目的に作られたツールです。だから人間関係に関する悩みのように“100％の正解”のない質問にこそ、本領を発揮する。
友人関係はもちろん、家族間のコミュニケーションにおいても頼りになります。例えば『子供が仕事にストレスを感じているようだが、何か親にできることはあるか』という悩みを抱えてインターネットで検索しても『子供に対する接し方』という一般論しかヒットしません。
しかしChatGPTであれば、子供の年齢や性格、会社の特徴などを細かく入力することで、あらゆる角度から対処法を提案してくれます」
次のページ：未来予測と医学系知識はNG
