時間外の仕事のためにスマホを気にする必要はない
スマホの充電を気にしなくなったことで、生活にメリハリが出てきたと話すBさん。特に仕事とプライベートのオンオフの切り替えが明確になってきたという。
「スマホの充電を気にしていた頃は、“仕事の連絡を逃したらマズい”という気持ちが大きかったように思います。でも、本来そういった作業は就業中だけにやればいい話で、帰りの電車の中や家でくつろいでいる時は仕事の連絡は無視してもいいはずなんですよね。そういった時間外の仕事のために、スマホの充電を気にする必要はないんじゃないかと思うようになったんです。
『いつスマホの充電が切れても大丈夫』と考えるようになると、自然と『仕事の連絡がくるかもしれない』という考えも薄れていきました。今は、会社にいる時以外は、完全にオフの時間ということで、仕事のことはまったく考えなくなりましたね」
スマホの充電が切れて連絡をとれない時間が発生するかもしれないということで、何か不便が生じることはないのだろうか。
「そもそも自分はSNSなんかで友人と頻繁にコミュニケーションを取るわけでもないし、家族との連絡もそんなに多くない。家に帰って妻や子供と話ができればそれで充分ですしね。
あと、スマホに仕事の連絡がくることも決して多いわけではないんですよ。時間外の労働を強いられるような環境でもないですし、実際にくるかどうかわからない連絡のために待機する意味もない。精神的にもとても楽になったと思います」