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《60才以降にやっておきたい老後のお金の整理術》相続対策にもなる「医療保険や生命保険の見直し方」&「クレジットカード・銀行口座のまとめ方」

保険や銀行口座を“ラクに”どう整理するか(写真:イメージマート)

保険や銀行口座を“ラクに”どう整理するか(写真:イメージマート)

 子供が独立し、夫婦ふたりだけになる人生後半戦は、就労や収入も変化しての“新生活”がスタートする。そこで大切になるのが、お金について整理することだ。都内在住の主婦、Aさん(63才)が言う。

「2才年上の夫は、再雇用を終えて今年の春に退職しました。娘は結婚し息子はまだ独身ですが、家は出ているのでそれなりに肩の荷は下りましたね。夫婦ともに無職になり、年金生活が始まりますが、物価高や値上げで、老後資金が足りるのか不安があります」

 貯め方や増やし方、守り方など老後資産を巡ってはいくつもの形成術や防衛術が展開されるが、ファイナンシャルプランナーの松岡賢治さんは、「まずは資産を把握すること」が大切だと話す。

「家、車、証券、それらの資産にどのくらいの価値があるか算出する。退職金や年金など入ってくるお金を把握する。そして、必要であろう支出を試算する。これらをやらないと、むやみに投資に走って損をしたり、過度な節約で精神的な余裕がなくなったりといったことになりかねません」

 資産、収入、支出を把握したら、次にすべきはそれらを整理すること。ただし整理に手間や時間をかけるのは本末転倒。

 ラクしてトクする整理術を知って、60才以降にやっておくかどうかが老後の明暗を分けるのだ。

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