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住まい・不動産

老後のひとり暮らしの「住まい」で注意すべきポイント 「転びやすいスリッパはNG」「2階で暮らすのは精神面でよい効果」…手間とお金をかけずに実現する快適な生活

スリッパで転倒する恐れも(イメージ)

スリッパで転倒する恐れも(イメージ)

 長く連れ添った家族に先立たれたら、ひとりで生活できるのか……不安ばかりが募るが、老後ひとり暮らしの明暗を分けるのは、日々の小さな工夫だ。住まいに関してどんな点を注意すれば良いのか。

「住み慣れた家に住み続けるほうがいい」

 ひとりになると、小さなマンションなどへの住み替えを検討したくなるが、住まいの事情に詳しいファイナンシャルプランナーの太田差惠子氏はこう断言する。

「住み慣れた家に住み続けるほうがいい。都心以外の自宅は売却が難しいうえ、長年暮らした自宅を離れると精神的に大きなストレスを抱えやすい」

 自宅に住み続けるうえで、まず注意すべきは転倒防止だ。高齢者が転倒すると骨折から寝たきりになることも多い。

「最近はスリッパ禁止の病院が多いように、スリッパは転倒しやすい。自宅で履くのはかかとまで足を包む室内履きにしましょう。床に物が散らばっているとつまずきやすいので床に物を置かないこと。せめて棚やテーブルに載せましょう」(太田氏)

 散らかった部屋を片付けるなら家事支援サービスの利用が便利だ。

「ヘルパーさんに月1回なり来てもらって片付けを手伝って貰えばいい。その際に話し相手にもなってほしいなら有償ボランティアのホームヘルパーさんの利用を検討するといいでしょう」

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